みどりムービー(火災想定避難訓練) 「園長日記」
幼稚園部・保育園部合同の火災想定避難訓練を給食前に実施しました。担当保育教諭の話の一部ですが紹介します。
幼稚園部・保育園部合同の火災想定避難訓練を給食前に実施しました。担当保育教諭の話の一部ですが紹介します。
今回は、厨房(給食室)から出火したという想定での避難訓練でした。子ども達は、非常ベル、災害の園内放送後、先生の指示に従って避難経路を通って園庭に避難できました。全園児の避難終了・最終確認までの時間は、2分30秒でした。わずかに話し声が聞こえましたが全体的には整然と迅速に避難できました。
ぱんだ組・うさぎ組の子ども達も安全な事務室前まで無事避難できました。
この後、担当の話、園長の話がありました。非常時の避難の仕方の再確認、消火器の使い方、避難訓練、通報訓練、消火訓練等についての話をしたことでした。特に自宅で火災を発見した時の対応についても、繰り返し練習をしたことでした。
併せて、防災ダッグの確認もしたことでした。地震で揺れるときは、「頭を防護し、低い姿勢で、『ダンゴムシ』のポーズ」、火災のときは、煙に巻かれることを防ぐため「濡れたハンカチ等で鼻・口を覆うポーズ」、津波のときは「高台に逃げるポーズ」などです。
火災、地震・津波、台風・洪水・雷といった災害は、いつ、いかなるときに発生するか分かりません。私どもは、今後もいろいろなケースを想定し、避難訓練を行っていきたいと考えています。今日は、子どもたちが身体を動かしながら、災害や日常の危険に備えた行動の第一歩を学ぶことができたのではないかと考えています。災害が発生した場合、被害を最小限に食い止めるには、当たり前のことですが、正しい情報を得て、慌てず、指示に従って落ち着いて安全な場所に避難することが大事です。
尚、地震後津波が予想される場合は、本園では高台(宮崎学園 大坪記念ホール4階ロビー)に避難することになっています。的確な指示を行い、園児を速やかに誘導、避難させます。逃げ遅れた園児の確認や体調不良の園児のサポートをしっかり行います。
津波は繰り返し来襲します。第1波よりもその後繰り返しやってくる波の方が高くなることがあります。従いまして、津波警報・注意報が完全に解除されるまでは園児の保護者への引き渡しは難しいことが考えられます。
緊急時、園児に不安感を抱かせないように心のケアに努めながら、電話や通信機能が回復すれば、保護者の勤務先又は緊急連絡先に電話を入れる同時にバスメール配信、本園ホームページ(トップページ)及び同ブログ(「園長日記」)でも連絡を入れます。
非常災害時には、保護者の皆様には、何らかの連絡を入れますのでご承知置きください。