幼保連携型認定こども園第1回発表会Ⅰ 「園長日記」
本日、本園では、学校法人宮崎学園理事長 山下恵子様をはじめご来賓の皆様、保護者の皆様、関係の皆様方をお迎えし、宮崎学園大坪記念ホールにて文化的最大行事「発表会」を開催しました。幼保連携型認定こども園の第1回目の記念すべき同発表会でした。
冬型の気圧配置が強まったことなどから朝方大変冷え込みましたが、天気は快晴で園児たちは、ご家族の皆様と一緒に同ホールに元気よく集合し、9のプログラムを見事に演じてくれました。これまで、夏季休業中から取り組んでいた鍵盤ハーモニカの演奏やパーカッション等を盛り込んだ年少々・年少、年中、年長の歌や合奏、ダンスや、劇遊び等で熱演を披露し、最後はまた、全園児によるクリスマスに因んだ歌を声高らかに会場全体に響かせてくれました。年少・年中・年長組の子ども達約180名がステージに一堂に会し、「森のクリスマス」等の曲を甲高い声で斉唱する様は、子どもとは言え威風堂々として大人の邪念を寄せ付けない魅力を感じた次第です。
私は、当たり前のことですが、「発表会をやってよかった。」としみじみとそう思うと同時に、「子どもたちは、よく頑張った。みんなで褒めてあげたい。」と思った次第です。先生方の温かく日々丁寧な指導の下、子ども達が主体的に言葉のやり取りを楽しむ活動を前面に押し出した結果がいい劇遊び等に繋がったと喜んでいる次第です。幼稚園教育要領の領域「言葉」に「・・・言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。」や同領域「表現」に「・・・自分なりに表現することを通して、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。」とあります。これまでの歌や合奏、ダンス、劇遊び等の活動の過程において、「ごっこ遊び」や「配役へのなりきり遊び」等を通じて、思いを伝えたり、友達とのかかわりを楽しんだりして発達に応じた基礎的な力が付いてくれたのではないかと考えております。伸びやかに喜んで演技している子ども達の姿に、客席にいた私共まで心が温かくなり思わず拍手と送りたくなりました。
子どもたちは、この度の発表会を通して一回りも二回りも大きく成長してくれたと思います。
私は、発表会の練習風景をよく眺めてきましたが、発達の特性もありますが、この幼児期の子ども達の習得率の高さには驚いています。雑念等がなく、正に純粋な心を持った子ども達だからでしょう。「やはり、この時期の子ども達は凄いなあ。もの凄い可能性を秘めているなあ。」と感じたりしています。
以上本発表会を通していろいろ感じたことでしたが、本発表会を開催するに当たり、師走の公私ともにご多用な中、ご臨席賜りましたご来賓の方々、ご家族の皆様方、発表会運営全般に多大なご尽力を賜りました保護者の会役員の方々に心よりお礼を申し上げます。
本当に有り難うございました。