年中・年長組のマラソン会 「園長日記}
プロ野球の春のキャンプが、宮崎市(福岡ソフトバンクホークス、読売ジャイアンツ、オリックス・バッファローズ)日南市(広島東洋カープ、埼玉西部ライオンズ)で行われています。自主トレーニングを終えた各選手達は、新人選手も加えて故障せず3月末から始まるペナントレースの中でレギュラーを勝ち取るべく、汗だくになりながらただひたすら練習に取り組んでいます。マスコミ等を賑わす華々しい活躍等がある一方、「今年こそは一軍定着を!」と昼夜を分かたず練習に打ち込む姿にプロとしての厳しさを感ぜざるを得ません。また、WBCの日本代表「侍ジャパン」強化合宿も宮崎で開催されます。
野球ファン待望の球春到来のこの時期、本園では、先の年少のマラソン会に続いて、年中・年長組のマラソン会を近隣の宮崎中央公園(文化の森)にて実施しました。早朝から肌寒さは少しあったものの穏やかないい天気に恵まれ、多数の保護者の方々のご出席の下、同マラソンを実施できました。
会場に着いた子ども達は、前々からこの日を待っていたのでしょう。やる気がみなぎっていました。早速、開会行事(先生の諸注意、園長の話、準備体操等)を行いました。
幼稚園児という子どもの発達等を考慮し、事故防止に万全を期すべく担任が先頭でペースメーカーとなって終盤まで子ども達を誘導し、最後の1周は、それぞれ子どもが自分の力に応じてゴールまで走ってもらいました。走る途中、子ども達は保護者のご声援を背に受け、小気味よくリズムを刻み、すいすいと走ってくれました。私も子ども達と一緒に最後尾を走りましたが、子ども達の息が聞こえてくるような感じでした。「ほら、もう少し。残り1周。最後の最後まで頑張れ!」と私自身も応援に熱が入っていました。
閉会行事で、各クラス代表に「表彰状」を授与し、全体講評を行い、同マラソン会は終了となりました。子ども達から、「ああ、頑張ったよ。」などの声が聞こえました。きっと、気持ちよい汗も出たかもしれません。微塵の疲れも見せず、さっそうと次なる遊びに向かっていました。
最後まで、ご声援を賜りました保護者の皆様方に心よりお礼を申し上げます。