園長日記

短大保育科2年実習生の研究保育 「園長日記」

投稿日:2017年3月1日 / Category:お知らせ・最新情報

現在宮崎学園短期大学保育科2年の幼稚園教育実習が、本園にて行われています。これまで、年中組にて保育参観、部分保育等が毎日のように行われています。今日は、同実習が第2週目に入ったこともあり研究保育を実施しました。主な活動は、「作って遊ぼう~紙コップ弓矢~」でした。ゴムで引っ張る強さや向きで、飛ぶ距離が変わることに気付いて遊ぶ楽しさを味わうことや友達の飛ばし方を見たり、教え合ったりしてゲームの楽しむことなどをねらいにして実践しました。輪ゴム、紙コップ、ストロー、他の準備もよく年中組の発達に合った楽しい研究保育になったと思っています。

子ども達は、どうやったら紙コップ弓矢を遠くまで飛ばすことが出来るか試行錯誤しながら、本時のポイントとなる弓矢の向き、ゴムの引っ張り具合など子どもなりの発見をしていました。

グループごとに競ったゲームでは、チーム内の仲間を励ます子どもらしい雰囲気が漂い、同研究保育は、中身の濃い内容になったと喜んでいる次第です。

本日研究保育を行った学生は、またいい経験を積んだと思います。来週は、第3週目ということで全日実習も予定されています。健康に留意し、最後まで頑張ってほしいと願っています。

 

避難訓練(地震想定)  「園長日記」

投稿日:2017年2月27日 / Category:お知らせ・最新情報

 本園では、今日、予告なしの地震を想定した避難訓練を実施しました。ねらいは、①突然地震が発生した時、確かな情報に基づいて、放送及び保育者の指示に従い、落ち着いて安全に避難すること、②避難の5原則「押さない」「走らない」「喋らない」「戻らない」「よく聞く」の「お・は・し・も・よ」の約束事の意味を知り、先生や友達と一緒に逃げ方を確認することの二つでした。

 園児たちは、非常ベル、災害の第1回園内放送の後、物が落ちてこない、倒れてこない安全な場所や机の下などに、低い姿勢で身を寄せ揺れが収まるのを待ちました。次の第2回園内放送「揺れが収まりました。先生の指示に従って、頭を帽子などで覆い、園庭に避難してください。」という合図で、子ども達は、避難経路を通って園庭に避難できました。わずかに話し声が聞こえましたが全体的には整然と迅速に避難できました。

この後、園長の話、担当教員の諸注意がありました。非常時の避難経路の確認、慌てず落ち着いて、先生の指示に従って安全に避難することの大切さ、安全・安心の「最初の第一歩」としての「防災ダック」の手法を取り入れての訓練の仕方などについて、具体的に話をしたことでした。

 火災、地震はいつ、どこで発生するか分かりません。普段から今日のような地道な訓練を積んでおくことは重要なことと思います。

 地震のときは、「まず頭を守るということから両手を頭に乗せてかがみ込む」ポーズを、火災のときは、「煙にまかれないよう両手を口に当てる」ポーズを、津波のときは、「できるだけ高台に逃げることから両手を早く振る」ポーズを訓練することで、災害や日常の危険に備えた行動の第一歩がとれるようになると思います。

 今回の地震だけの避難訓練は、本年度最後の避難訓練となりました。乳幼児に対する防災教育・防災訓練により災害時の基本的な行動を身に付けさせることの重要性を改めて痛感した次第です。

 今週の金曜日には、大地震・大津波を想定した大がかりな合同避難訓練があります。今度は、大坪記念ホール4階ロビー(高台)まで避難することになります。特に、0歳児・1歳児の避難の訓練の在り方、2歳児以上の避難の在り方等も含めて訓練を行います。

 今後も、関係機関、保護者、地域の皆様との連携の下、防災教育・防災訓練を積んでまいりたいと思います。

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