お泊まり保育 「園長日記」
1学期終業式を前に、本園では年長組さんのお泊まり保育を実施しています。年長組のお友だちにとって、待ちに待ったお泊まり保育です。
天気に恵まれ、こうして同保育が実施できたことを喜んでいる次第です。
「親元から離れひとりで泊まることにより、年長組としての自信を持つ。」「友達や先生と楽しく過ごし、一緒に寝泊まりしてできる連帯感を持ち、きまりよい生活をする。」「幼稚園での楽しい思い出をつくる。」ことなど、自立・自信・協調等の芽生えを育成することや思い出の一ページとなる楽しい思い出をつくることなどをねらいとして実施しました。
普段できないお祭りごっこ(おもちゃ屋さん、キャンディー屋さん、くじびき屋さん等)やしゃぼん玉遊び、バイキング夕食(おにぎり、ナポリタンスパゲティー、唐揚げ、添え野菜、コーンスープ、果物・他)等を経験しました。
この後、この後キャンプファイヤー、ブラックシアター、就寝等の基本的な生活を友達と共同して行ったりする中で、「楽しくできた。もっとやりたい。」といったことを園児一人ひとりが感じるとき大きな自信が生まれ、社会性が育ち、園児たちはまた成長していくのだと思います。普段、家庭で伸び伸びと自由に過ごしている子どもたちにとって、幼稚園という公の機関で寝食を共にし、日程に従って節度ある行動を求められる本お泊まり保育は、子どもにとって大きな刺激を受けると同時に自らを鍛える絶好の場でもあると思います。
本お泊まり保育を実施するに当たりまして、宮崎学園短期大学保育科2年の先の実習生4名の学生の皆さんも精力的に御加勢いただき大変助かりました。こうして、本保育が安全にしかも充実した形でできているのも、関係者の温かいご支援ご協力の賜と感謝の気持ちでいっぱいでございました。本当に有難いことです。
取りあえず、昼過ぎから夕方まで元気いっぱいの姿で過ごし、笑顔が弾けた子ども達の様子、ブラックシアター鑑賞から就寝までの様子を本ブログにて紹介します。
子ども達は、先程どんな気持ちで寝て、また、どんな夢を見るのでしょうか。幸せいっぱに見える子ども達の寝顔を見ながら、私は「お休みなさい。」と言って下に降りて行ったところです。
保護者の皆様には、これまでの諸準備、本日の荷物の運搬、園児の送り等大変ではなかったかと恐縮しているところです。明日の朝まで本保育は続きます。協力有り難うございます。