園外保育(芋掘り遠足・年中組) 「園長日記」
今日は、年中組の芋掘り遠足の日でした。朝方今にも雨が降りそうな天気でしたが、その後好天となり同遠足が無事実施できました。子ども達は、通園バス2台に分乗し、田野の農園に出かけました。子ども達は、リュックサック、お弁当、おやつ、おしぼり、スーパーの袋等を用意し、元気一杯の姿でバスに乗り込んだのでした。
農家の方々の手ほどきで、長靴姿の子どもたちは、ぐんぐん土を掘り、次々と芋を掘っていたということです。苦労して芋を掘り出し、手にして子どもたちは得意げに先生や友達に見せました。。「芋が掘れた。でっかいよ。」「先生、見て,見て。すっごく大きいよ。」と大はしゃぎする子ども達の姿が目に浮かんできます。今年の芋は、夏場天気が良かったこともあり成長がよく、大きさ・色合い・根のつき具合等見事でした。農園から帰ってきた子ども達の表情は、喜びで満ち溢れていました。「ただいま」の甲高い声が園舎に響き渡りました。どの子もビニル袋一杯の芋を抱え、保育室に向かっていました。きっと、子ども達は、今日の「芋掘り遠足」(農業体験活動)を思う存分堪能したことだろうと思います。
天気に恵まれ、こうして年中組の子ども達が一斉に農園にて芋掘りができたことは大変有り難く、関係者に心よりお礼を申し上げます。
ご家庭におきましても、お子様が芋掘り体験話をしたことと思います。持ち帰った芋をいつの日か料理(蒸かし芋・焼き芋・芋の天ぷら・芋御飯など)してご一緒に召し上がっていただくこともまた大事なことかと思います。早速、今日、お母さん方が料理された美味しいご馳走が並んでいるかもしれません。スーパー、デパート、八百屋さん等に行けば薩摩芋等はすぐ手に入る時代かと思いますが、子ども自身が畑の土にまみれて自らの手を汚しながら収穫した芋は、また価値あることかと思います。
このように、収穫・調理・食事の一連の行動等を幼稚園やご家庭で共に経験することは、食育の面からも重要なことと思います。19日(木)には年長組が、20日(金)には年少組が芋掘り遠足を楽しみます。