園長日記

第3学期 始業式   「園長日記」

投稿日:2018年1月9日 / Category:お知らせ・最新情報

 今年のニューイヤー駅伝で旭化成が4時間52分18秒で2年連続23度目の優勝を果たしました。優勝した旭化成陸上部監督の西政幸氏が、ゴール付近で選手達に高々と胴上げされ私共は感動しました。その西監督は、「プレッシャーの中で選手一人ひとりが攻めの走りが出来ていた。・・・今年は12人全員の体調が良く、チーム内で切磋琢磨できていた。」(毎日新聞)とインタビューの中で淡々と語っていらっしゃいました。私は、毎年本駅伝のテレビ中継を観ることからスタートします。先日の宮崎日日新聞「声の欄」にも記されていましたが、県民として、この度の快挙を喜ぶと同時に心から拍手を送りたい気持ちです。

 平成30(2018)年がスターとしました。本日、本園の第3学期がスタートしました。私は、前述の西監督のお言葉をかみしめながら本園第3学期の始業式に臨みました。

 「おはようございます。」「明けましておめでとうございます。」「今年もよろしくお願いします。」

子どもたちの弾んだ甲高い声がホール全体に響き、私は、式という緊張した雰囲気の中にも子ども心に「今年1年、この3学期頑張るぞ!」という無言の決意なるものを肌で感じた次第です。

 子どもたちの顔は一段と輝き、新しい年への夢や希望が溢れているように思いました。

 私は、新年の挨拶後、年号の話、今年の干支戌年の意味、本園の目標「きまりよく」「なかよく」「ありがとう」のことなどについて具体物を示しながら子ども達に話しかけました。併せて、3学期の園内外の保育・行事等の紹介をしました。併せて、本学期は、新しい学校、新しい学年に入学・進級するまさに橋渡しの重要な学期であることも話しました。

 江戸末期の儒学者 安井息軒先生の「三計の教え」、(「一日の計は朝(あした)にあり。一年の計は春にあり。一生の計は少壮の時にあり。」)のごとく、この1年の始まり、一日一日を大切に過ごしてほしいと願わずにはいられません。純真で無邪気な子ども達が若竹のように真っ直ぐ伸びていってくれると信じています。

 本園は、一昨年4月から幼保連携型認定こども園になり、多くの方々のお力添えを賜りながらここまで歩んできております。創立59年目を迎える歴史と伝統のある本園が、幼保連携型認定こども園としての3年目に向かって質の高い教育・保育を確実に根付かせて参りたいと新たな決意に燃えている次第です。新たな歴史の1ページを築いていくことになります。笑顔いっぱい、夢いっぱい、優しさいっぱい、花いっぱいの園を目指して職員一丸となって邁進して参ります。

 保護者の皆様、関係者の皆様、この1年、この3学期、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年のご挨拶  「園長日記」

投稿日:2018年1月1日 / Category:お知らせ・最新情報

明けましておめでとうございます。皆様には、希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。昨年は、保護者の皆様を始め地域の皆様、関係者の皆様方のお力添えにより、幼保連携型認定こども園として着実に実績を積み上げることができたと喜んでいる次第です。

保護者の方が就労している、いないにかかわらず就学前の乳幼児を受け入れて、教育・保育を一体的に行うとともに、すべての子育てのご家庭を対象に、相談活動や未就園児体験入園教室等の子育て支援等を行う園として一つ一つ実践を積んで参りました。

園内外の教育・保育、運動会、発表会、触れ合い参観日、その他の行事等を経験する中で、子どもなりの自信と同時に自己発揮と自己抑制の調和も自然と生まれ、発達に応じて他者への理解やコミュニケーションの素地も培われてきていると思っています。

私共は、これからの時代を担う子ども達が発達に必要な豊かな経験が得られるような環境構成を工夫し、常に子ども達の遊びの展開に留意して、心身ともに健康で素晴らしい未来をつくり出す質の高い教育・保育を行って参りたいと心に誓っている次第です。

昨今、核家族、共働きなどのご家庭も増え、認定こども園として園に求められるものも多くなってきています。保護者や地域のニーズにできるだけ沿うよう園運営等を見直すとともに、本園保育教諭の専門性の向上を図る日々の研修にも力を入れて参ります。

同時に、市の中心部に位置する本園の地理的環境や宮崎学園の姉妹校との緊密な連携・協力、同学園の教育資源等を考慮し、本市は元より県内の乳幼児期教育・保育のセンターとしての役割も果たして参りたいと考えております。

ご存知の通り、平成29年3月31日、「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園」の改訂告示がなされました。このような3法令の同時改訂は、今回が初めてです。知識・技能の基礎、思考力・判断力・表現力等の基礎、学びに向かう力、人間性等の3つの資質・能力や幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿等を視野に入れ、環境を通して行う教育・保育を基本に日々実践力の向上に努めて参ります。併せて、幼児期における遊びの中の学びが小学校の学習や生活に円滑に進むよう市の手引き等を参考に保幼小連携から保幼小接続期のカリキュラムの工夫へと努力して参ります。

日々乳幼児の笑顔が弾け、園舎内外に甲高い声が響き、笑顔いっぱい、元気いっぱい、夢いっぱいの園になるよう職員一同心を一つにして教育・保育に当たって参ります。

本年も何かと保護者を始め、関係機関、関係者のご支援・ご協力を賜る機会が多いかと存じますがどうぞよろしくお願い申し上げます。

どうぞ、この1年が皆様方にとりまして素晴らしい年となりますようにご祈念申し上げます。

平成30年1月吉日

幼保連携型認定こども園

宮崎学園短期大学附属みどり幼稚園

園長 和 田 政 吉

 

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