「今年も逢える、艶やかさ」のタイトルの下、第18回『綾雛(ひな)山まつり』が同町中心商店街をメーン会場に始まりました。同雛山展示会場は約20箇所で、2月24日から始まり3月4日までの期間が多いです。
綾の「ひな山」は、女の子が生まれると、親戚や近所の人が拾ってきた木や石で奥座敷を飾り、山の神を再現したのが「ひな山」の始まりと伝えられているとのことです。
みどり幼稚園の年長組さんは、昨日、園外保育「綾の雛山まつり」で綾町まで出かけました。子どもたちは、中央通り商店街や綾ふれあい館などに飾られた雛山を見学しました。
3月3日のひな祭りを前に、女の子のご家庭ではひな人形等を飾られるところもあるかもしれませんが、巨木や古木、奇岩、輝石等で奥山を再現し、雛人形や縁起物の松竹梅等を飾ってある大がかりな綾雛山を見学した子どもたちは、きっと「すごいなあ。」と感嘆の声をもらしたことでしょう。正に時宜を得た有意義な園外保育となりました。
女の子の健やかな成長を祈る年中行事、ひな祭りが近づいてきましたので、童謡「うれしいひな祭り」の歌(サトウハチロー作詞・河村光陽作曲)をご家族で歌ってみてください。
「あかりをつけましょ ぼんぼりに お花をあげましょ 桃の花 五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ) 今日はたのしい ひな祭り お内裏様(だいりさま)と おひな様 二人ならんで すまし顔(がお) お嫁(よめ)にいらした 姉(ねえ)様に よく似(に)た官女(かんじょ)の 白い顔 金のびょうぶに うつる灯(ひ)を かすかにゆする 春の風 すこし白酒(しろざけ) めされたか あかいお顔の 右大臣(うだいじん)」