園長日記

第9回 こいのぼり(3歳未満児)

投稿日:2022年5月2日 / Category:お知らせ・最新情報

第9回 こいのぼり(3歳未満児)

「♪ やねよりたかいこいのぼり」 3歳未満児さんの初の音絵体験が始まりました。ドン、ギジギジ等、音を聞いて手、足、筆を使って思い思いに描きました。目の前の模造紙の大きさに戸惑いながら、初の体験に固まって見ている子ども達、恐る恐るそばによってジーっと見ている子ども、のりのりでお手々ぺったんしている子ども、筆を使って自由にゴリゴリしながら描いている子ども等、それぞれが、それぞれに体験する姿がありました。

完成した音絵は何と「こいのぼり」に変身しました。夕方には、保育室の前に飾られたこいのぼりが風にそよそよとなびいていました。お帰りの時に、保護者の方と楽しそうにみている姿が印象に残りました。初めての体験が積み重なり、豊かな体験になっていくことでしょう。固まる体験もよし、嫌がる体験もよし、自由にのびのびと描く体験もよし、全てが子どもたちにとってはとても意義深い体験です。それぞれの姿を受け止めながら、見守っていきたいと思います。

第8回 そらまめ体験(3歳以上児)

投稿日: / Category:お知らせ・最新情報

第8回 そらまめ体験

短大の畑で収穫したそら豆と土のついた7株のそら豆を頂きました。そら豆とこどもたちの出会いをどのようにしようと考え、そら豆くんのベッドの絵本から、ふわふわベッドにいるそら豆をクレヨンや絵の具で描くことになりました。
初めての音付き絵本では、絵本を見たり、音源を見たり不思議な様子でした。次にみどりの枝にぶら下がったそら豆を見つけた子どもたちは、大歓声を上げていました。「わーここにも、ここにも」。さて、そら豆を一人一本手に取ってさやからそら豆を取り出す場面では、さらに大歓声。「お豆、お豆、小さい、二つしかない」「ふわふわしている」「食べたらどんな味がするんだろう」「ぶらさがっているんだねー」「草の匂いがする」「わー大きい」「もういっこ」「あかちゃんが いる」「これはお父さん、お母さん」「白い」「食べてもいいの」などなど、お話していました。子どもたちは、必死でお豆を取り出していました。年少児は、お豆片手に「あけてあけて」と連呼していました。お豆とふわふわベッド(さや)を手に持ち、子どもたちはお部屋に戻って行きました。保育室に戻ると、思い思いにそら豆を描いていました。出来た絵が添付のものです。
夜には、茹でたそら豆がお夕飯に出てきていたら最高です。
こどもたちの心に、絵本の世界、枝にたれたそら豆、さやの中に隠れたそら豆、自ら描く体験等、一連の体験から一つでも心に残る豊かな体験になってくれたら嬉しいです。

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