先週の木曜日は、年中組の芋掘り遠足の日でした。今にも雨が降りそうな天気でしたがなんとか実施できました。子ども達は、通園バス２台に分乗し、田野の農園に出かけました。子ども達は、リュックサック、お弁当、おやつ、おしぼり、スーパーの袋等を用意し、元気一杯の姿でバスに乗り込んだのでした。

　ＳＡＰの方々の手ほどきで、長靴姿の子どもたちは、ぐんぐん土を掘り、次々と芋を掘り出していました。苦労して芋を掘り出し、手にして子どもたちは得意げに先生や友達に見せていました。「芋が掘れた。でっかいよ。」「先生、見て，見て。すっごく大きいよ。」と大はしゃぎ。今年の芋は６月頃雨が多かったものの成長がよく、大きさ・色合い・根のつき具合等見事でした。農園から帰ってきた子ども達の表情は、喜びで満ち溢れていました。「ただいま」の甲高い声が園舎に響き渡りました。どの子もビニル袋一杯の芋を抱え、保育室に向かっていました。きっと、子ども達は、今日の「芋掘り遠足」（農業体験活動）を思う存分堪能したことだろうと思います。

　天気に恵まれ、こうして年中組の子ども達が一斉に農園にて芋掘りができたことは大変有り難く、関係者に心よりお礼を申し上げます。

　ご家庭におきましても、お子様が芋掘り体験話をしたことと思います。持ち帰った芋をいつの日か料理（蒸かし芋・焼き芋・芋の天ぷら・芋御飯など）してご一緒に召し上がっていただくこともまた大事なことかと思います。スーパー、デパート、八百屋さん等に行けば薩摩芋等はすぐ手に入る時代かと思いますが、子ども自身が畑の土にまみれて自らの手を汚しながら収穫した芋は、また価値あることかと思います。

　このように、収穫・調理・食事の一連の行動等を幼稚園やご家庭で共に経験することは、食育の面からも重要なことと思います。

　

 

 

 

今日の朝方、まあ天気は午前中もつだろうと考え、年少組の園外保育「芋掘り遠足」を決行したのでした。正午近くになり、小雨がぱらぱらと降ってきて心配でしたが、子ども達は何とか同行事を終え、本園に午後２時頃には無事帰ってきました。出来ることなら晴れ渡った秋空の下で、広い農園で思う存分農業体験をさせたかったなあという思いです。しかし、園に帰って来た時の子ども達の笑顔とビニル袋一杯の芋を抱えて降園するときの元気良い挨拶に「今日、何とか実施できて良かった。」と思うと同時に、遠方まで出かけ一生懸命頑張った子ども達に心からの拍手を送った次第です。

本日の年少組の芋掘り遠足にて、本年度の同行事は終了です。これまで１７０数名の子ども達が、田野町の農園にて芋掘り遠足を体験しました。ＳＡＰの方々には多大なご尽力を賜りました。本当に有難うございました。