避難訓練(地震想定) 「園長日記」
先の新聞・テレビ等の報道によると、メキシコでもマグニチュード8.1の地震が発生し、多数の死者と多くの建物の倒壊等、被害は甚大なものでした。自然災害の怖さを改めて感じた次第です。
このように、風水害、火災、地震、津波、不審者侵入等は、いつ、どこで発生するか分かりません。事前の危機管理が整っていなければ、発生時の危機管理、事後の危機管理に支障を来すことになります。
本園では、今日、預かり保育や3歳未満児の通常保育終了間際に地震が発生したという想定で避難訓練・通報訓練を実施しました。ねらいは、次の2点でした。①近くの保育教諭の指示を慌てずに落ち着いて聞くことが出来る。②「お・は・し・も・よ」(○押さない、○走らない、○しゃべらない、○戻らない、○よく聞く)の約束事を守り、安全な場所に避難することができる。通報訓練では、担当者が担当者が手際よく通報することをねらいとしました。
2回目の放送終了後、全園児が避難し、安全確認が終了するまで約2分でした。
揺れが収まっても、直下型地震では引き続き余震への警戒や二次災害の防止など災害を最小限にくい止めるための十分な注意が必要ですが、今日は先生方の事前のきめ細かな指導の下、指示に従ってスムーズに避難できたと思います。ぱんだ組・うさぎ組・ちゅうりっぷ組の乳幼児も先生方の誘導で、全員安全な場所に避難できました。
今後も本園では、色々なケースを想定し、災害時における園児一人一人の命を守り、被害を最小限にとどめるため最善の対策を講ずるべく、日々の避難訓練に力を入れて参りたいです。
来月は、「昼食準備中に地震が発生した。」という想定で避難訓練を実施する予定です。