お別れ遠足 「園長日記」
「いつのことだか 思いだしてごらん あんなことこんなこと あったでしょう うれしかったこと おもしろかったこと いつになってもわすれない ・・・」という童謡・唱歌『おもいでのアルバム』の歌を聴くと、じ~んときます。年長組さんにとっては、あと20日余りで幼稚園を卒園します。他の学年の子ども達にとっても1か月余りで同学年を修了します。そして、先生やお友達との別れも出て参ります。先日も、園児のお迎えに来られる保護者より「早いですね。もうすぐ3月ですね。」というお話がありました。
卒園式で歌う歌が保育室から聞こえてきます。いつも、一人ひとりの子どもとのいろんな思い出が浮かんで、つい前述の「おもいでのアルバム」の歌をくちずさんでみたくなります。
さて、昨日は、その別れに関わる「お別れ遠足」でした。子ども達は、バス5台にクラスごとに乗り目的地の緑の楽園 「宮崎市フェニックス自然動物園」に行きました。保育園部の2歳児(ちゅうりっぷ組)の子ども達も元気にバスに乗って出かけました。
同園正面玄関付近に陣取った子どもたちは、諸注意等の後、広場へ行き、学年ごとに色々な動物たちを見て回りました。
家族で動物園には来ている子ども達も、幼稚園のお友達と一緒に大好きな動物を見て回ることが余程嬉しかったのでしょう。「ああ、ぞうさんだ。こっち来るよ。」とか、「わあ、らくだだ。」「フラミンゴがいっぱい。」「ああ、きりんだ。」など甲高い黄色い声があちらこちらで響いていました。私自身、子どもたちが、足取りも軽やかで笑顔が弾けている姿を見て嬉しくなった次第です。フラミンゴショーでは、華麗なる演技に数々に子ども達から自然と拍手が沸き起こっていました。
年長組の子ども達は、最後まで同園に残り、象のショー・象さんとの記念撮影等を堪能しました。
このように、穏やかな天気に恵まれ、意義あるお別れ遠足が無事出来たことを喜んでいる次第です。