幼画展(市内幼稚園年長児作品展) 「園長日記」
「夢を広げよう小さな芸術家たち」をテーマに掲げ、「幼児が自身の世界を感じるままに、楽しくのびのびと表現した作品を発表すること」を目的に、宮崎市学校法人立幼稚園協会が年長児を対象に主催している幼画展が今月の26日(水)から29日(日)までの5日間行われます。昭和54(1980)年に「幼画展を始めよう」という声掛けから本年度で37回目を迎えます。
早速、みどり幼稚園の子どもたちは、洋画展の会場の県立美術館の県民ギャラリーに行き、自分たちの作品(「芋掘り」「運動会」「夏の思い出(花火・プール他)」「凧揚げ」「初詣」など)はもとより、他園の子どもたちの作品を鑑賞していました。子どもたちは、先生の案内でコーナーを巡回しながら、「わあ、すごい。」「うまいね。・・・」など感嘆の声を漏らしながら先生の説明を聴き入っていました。感性豊かなこの時期に、作品作りと同様、鑑賞するということは極めて貴重な体験だと思います。きっと今後の造形活動に生かされるものと思います。
併せて、他園の子どもたちと共に行動したり、挨拶したりした諸々の出来事は、きっと子どもたち一人一人の心に印象深く残ったことでしょう。私は、同展の受付をしながら遠くから子どもたちの作品鑑賞の様子を眺めていましたが、その時の態度は、実に立派でした。幼稚園で、また褒めてあげたいと思います。