離任式 有難うございました 「園長日記」
3月桜の咲く頃になりますと、別れと旅立ちの季節がやってまいります。
こうした中、本園では保護者の方々のご出席の下、離任式を行いました。
先生方は、本園で長い方で8年、短い方で１年と、勤務年数の長短、勤務時間の違い、職種等違いはあるものの、建学の精神「礼節・勤労」の下、歴史と伝統あるみどり幼稚園の教育水準の維持向上にご尽力いただくとともに保護者や地域との連携により、本園の発展・活性化に大きくご貢献くださいました。本当に有難うございました。
併せて、本園は、平成28年度から幼保連携型認定こども園になりましたが、その土台づくりにそれぞれの部署にて献身的なお働きをしていただきました。お陰で、同こども園として、記念すべき歴史の1頁を築くことが出来たと思います。
子どもたちは心も体も大きく成長してくれました。本園は２４０数名の園児数ですが、先生は園児バス運転や給食の運搬・環境整備等他の先生方と一緒になって、一人ひとりの子どもに寄り添い、温かい声掛けや、時宜を得た的確な援助、励まし等行っていただきました。自らの業務を誠心誠意ご尽力いただきました。
私事で恐縮ですが、平成22年、宮崎学園短期大学の教員として着任し、併せて、同短大附属みどり幼稚園の園長として勤務させていただきました。先の短大離任式・送別会、みどり幼稚園の同式・送別会にて申し上げたことですが、まさに感動と感謝の気持ちでいっぱいです。この8年間という長きにわたり、学園本部は元より短期大学、本園、並びに学園姉妹校の方々、保護者・地域の方々、関係者の方々のお力添えなくして職務を全うすることは出来なかったと思います。多くの方々から頂戴しました心温まるお言葉の数々、有難うございました。心からお礼を申し上げます。
県内の公立学校・行政を経験した後、短大での授業、また、本園での園長業務、「英語で遊ぼう」等の活動、様々な園行事等感動の毎日でした。授業中の学生の笑顔、本園２４０数名の子ども達の弾ける笑顔・無邪気な行動・甲高い歌声・美しいハーモニー等、一生忘れることはできません。
私は、本園の離任式にて、最後に、「恕」の言葉を引用し、思いやりに満ちた優しい子どもになってくださいと励ましたことでした。
関係者の皆様、有難うございました。
