第2学期終業式 「園長日記」
今年の社会の動きの中で特筆すべきは、ノーベル文学賞の受賞者に、日系イギリス人作家、カズオ・イシグロ氏が選ばれたことです。また、先日、ロシアカザフスタンにて打ち上げられたソユーズに乗り込み、国際宇宙ステーションに6か月滞在し、数々の任務の遂行をされる宇宙飛行士の金井宣茂氏の活躍も忘れることができません。
更に、囲碁の世界で二度目の七冠を達成された井山裕太氏、将棋の世界で永世七冠を達成された羽生善治氏、14歳の中学生で将棋公式戦29連勝の新記録を樹立した藤井聡太さん等の目覚ましい活躍も脳裏に焼き付いています。
つい先日、「静止気象衛星『ひまわり9号』を乗せたH2Aロケット31号機が種子島宇宙センターから打ち上げられ、2機の衛星を異なる軌道に投入することに初めて成功した成功しました。」(12月24日付け宮崎日日新聞、12月23日NHKテレビ)
このように、人々の英知が結集され数々のご功績が生まれていることに対し、感動せざるをえません。
このようなビッグニュースは、私たちに夢や希望を抱かせてくれると同時に、生きる力の源となるものを教えてくれているように思います。
さて、みどり幼稚園では、この度、無事第2学期の終業式を終えることができました。
子どもたちは、この2学期、そしてまた今年、建学の精神「礼節・勤労」と保育目標「しつけの教育と生活指導の重視・和の教育の推進・感謝の気持ちの育成」の下、諸々の活動等に一生懸命取り組み、数々の成果を収めたと思っています。同時に今後が楽しみになってきています。私は、式の中で、この2学期の子どもたちの頑張りを称え高い評価をするとともに、冬季休業中の安全な過ごし方について話をいたしました。
子ども達は今学期、運動会、発表会、触れ合い参観日、芋ほり遠足・みかん狩り等の農業体験、餅つき会等の行事を通して心も体も大きく成長してきたように思います。
ご承知のように、保護者や地域のニーズに応えるべく昨年度、本園は幼保連携型認定こども園になりました。0歳児から就学前までの乳幼児の教育・保育を行っております。本園保育教諭の頑張りは元より多くの方々のご尽力にて、同教育・保育がしっかりとなされ、子ども達の健全な心身の発達が図られていると考えています。
この第2学期終業式に当たり、これからも園児との信頼関係を十分に築いて、教育・保育の充実を図り、保護者や地域、関係者のご期待に沿えるよう職員一丸となって尽力したいと新たな決意を抱いた次第です。
この2学期、本園の教育・保育全般にわたりましてご支援・ご協力賜りました関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。