夏季保育 「園長日記」
あんなに早朝から「ジージー、ジージー」や「シャーシャーシャー」とけたたましく鳴いていたアブラゼミやクマゼミはいつしか見なくなりました。夕方には涼風を肌で感じながら夕窓越しに響いてくる虫の鳴き声に耳を澄ましています。日中は依然として残暑は厳しいですが、朝夕、確かに秋の気配を感じています。
42日間という長い夏休みも終盤に近づき、みどり幼稚園では、今日(8月28日・月)から30(水)までの3日間、夏季保育を行っています。これまで預かり保育の子どもたち(70名~80名)は毎日来ていましたが、今日からバス3台も始動し、1号・2号の200名近い子どもたちが元気いっぱいの姿で登園してきました。園舎内外に子ども達の黄色い甲高い声がこだまし、園全体に躍動感が漂っているように感じました。特に、2階保育室等改修工事が完了し、ぴかぴかになった床の上で腹ばいで遊ぶ子ども達がいました。余りにも床が綺麗でついついそんな愉快な動きがでてきたのでしょう。
3号の子ども達は、この暑い中元気に登園し、ゆったりとした雰囲気の中で諸活動に一生懸命取り組んでいます。
この夏休み、子どもたちは諸々の体験をしたことでしょう。子どもたち一人一人の顔は焼け、一層たくましく見えました。まずは、これまで子どもたちが事件・事故に遭わず、こうして元気に登園できたことを喜んでいる次第です。園庭にて縦横無尽に駆けたり、遊具等で一緒に遊んだりする活動こそないでしたが、年長組さんは早速プールにて水遊びを楽しんでいました。
夏休み期間中の保育ですので自然体験、生活体験等を存分に取り入れた伸びやかで深まりのある保育を行って参りたいと意気込んでいる次第です。
この3日間の夏季保育で、2学期以降の園生活のリズムを取り戻す一助になれば有り難いです。