園長日記 第22回 宮崎北警察署との合同避難訓練
園長日記 第22回 宮崎北警察署との合同避難訓練
令和5年度最後の避難訓練を行いました。今回は、大地震、火災、大津波警報発令を想定し、宮崎北警察署にご協力いただき、車を遮断して道路を横断するという大掛かりな合同避難訓練を実施しました。
宮崎北警察署からパトカー2台、白バイ1台、計5人の警察官にお越しいただき訓練を行いました。大津波警報発令後は、全員が本園向かいにある大坪記念ホール3階まで避難するという、初の大掛かりな訓練でした。結果は、素晴らしい避難状況でした。地震発生の放送から、大坪記念ホール3階までの避難にかかった時間は11分42秒でした。園庭の1次避難場所での3分を引くと8分で避難できたことになります。
ぱんだ組とうさぎ組のこどもたちは、初めての大坪記念ホールと緊迫した雰囲気に涙が出るお友達もいましたが、避難が終わると落ち着きを取り戻していました。
ちゅうりっぷ組のこどもたちは、それはそれは立派なものでした。保育室から園庭まで避難し、園庭で自分の靴を探して自分で履き、3歳以上児さんと一緒に整列しました。その後は、それぞれが道路を速やかに横断し、3階までの階段を全員が自分の力で上りきっていました。とても立派な姿でした。
3歳以上児さんは、これまで経験を重ねてきた自信もあり、私語一つなく、真剣に訓練に取り組みました。警察官の方々にも、「しっかりと避難ができました」とお褒めの言葉をいただきました。
初めての合同訓練でしたが、万一、大地震が起きた場合には、今回の経験を活かし、全園児の命を全力で守りたいと思いました。
ご多忙なところをご協力いただきました、宮崎北警察署の皆さまに心からのお礼を申し上げます。
園長 山下 恵子