園長日記 第20回 令和6年度卒園式
園長日記 第20回 令和6年度卒園式
3月15日に年長組59名がみどり幼稚園を巣立っていきました。長い園児は6年間を本園で過ごしていただきました。育休が明け入園を迎え、親子で涙が溢れた日、3歳で始めて幼稚園に入園し、不安でいっぱいだった当時の姿が思い出されました。
卒園式の日、一人ひとりの子どもたちは、立派に成長し、堂々と自分の足で歩き、修了証書を受け取りました。まっすぐに園長を見て、緊張しながらも一歩一歩踏みしめながら歩いてくる姿に胸がいっぱいになりました。また、園長の式辞を期待いっぱいのキラキラした瞳で聞いてる姿には、3年間の子ども達の姿が走馬灯のようによみがえり、感動の涙を抑えることが出来ませんでした。「恵子先生泣いてたねー」と式終了後に多くの子どもたちに言われました。「みんながとっても素敵だったから涙が出たんだよ」というと「ふーん」と言ってくれた素晴らしい子どもたちでした。
本園では、3年前より、新たな方針のもと、玩具など環境を整えて子ども主体の保育に取り組みました。子どもが自由に遊びを選択すると人のお話が聞けない子どもになるのではないかと心配の声も聞かれました。そのような心配は全く必要ありませんでした。子どもたちは、自分で考え、今する事に一生懸命に取り組み、お友達ともっと良くするために対話を重ねる事ができる、意欲満々の素晴らしい子どもたちに育ってくれていました。
まだまだ至らない事が多かったと思いますが、保護者の皆さまのご支援、ご理解、励ましのお言葉に支えられて、無事に卒園式を終える事が出来ました事、改めて心からお礼を申し上げます。
「大丈夫の心、挑戦する心を大切にしてください」と子どもたちにお話しました。
子どもたちがこれからも元気で、笑顔いっぱい楽しい学校生活を送ってくれる事を願っています。
ご家族皆さまの今後益々のご多幸を心よりお祈りしております。
ご卒園おめでとうございます。
「おめでとう と ありがとう」がいっぱいの日に心からの感謝を込めて。
2025.3.22
園長 山下 恵子