園長日記 第８回 一学期をおえて
園長日記 第８回 一学期をおえて
水遊びの夏を迎えました。子どもたちの瞳はキラキラと輝いています。じょうろでジャー、土をあつめてドロドロ、こねこね、水のかけあい等々、歓声と一緒に子どもたちは最高の笑顔を見せてくれています。あっという間に1学期の終了を迎えました。4月には新しい環境に涙が出る子どもたちもいましたが、今では園での遊びを楽しめるようになりました。1学期後半のテーマは「SDGs」でした。ばばばあちゃんの絵本「あめふり」を見た同時期に、実際に大雨が降り、「なぜ雨は降るの？」と子どもたちの問いが始まりました。そこで雨水をためてみると何と大きなバケツからこぼれ出るほどの雨水！ その水を使ってお花や栽培しているお野菜に水をあげたり、水路をたどり小さな川を作ったりと遊びがどんどん広がりました。屋上プールの水を1階におろし、バケツにため、技術員さんの作ってくださった水揚げポンプを上下させて、小さな容器に水を貯め、あちらこちらに水まきをして楽しみました。雨水やプール水の再利用によって、自然の循環を肌で体験できたように思います。
終業式では、私の話を聞いた後は、担任の先生方から各クラス３枚のスライドを見せていただき、１学期のベストショットを楽しみました。こどもたちは、とても真剣な表情で見ていたり、微笑んだりしていました。改めて成長したこどもたちを感じました。
皆さま、くれぐれも事故や病気にお気をつけられて、ご家族で楽しい夏をお過ごしください。また元気にお会いしましょう。
1学期を元気に終えることができ、保護者の皆さまのご理解とご支援に心より感謝申し上げます。
園長 山下恵子
