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園長日記 第21回 公開保育を終えて

投稿日:2024年2月8日 / Category:お知らせ・最新情報

園長日記 第21回  公開保育を終えて

みどり幼稚園では、令和6年1月6日に令和5年度公開保育を実施しました。年始そうそうではありましたが、たくさんの子どもたちが登園してくれました。

 

公開保育にあたり、お茶の水女子大学から宮里暁美教授、刑部育子教授をはじめ、5名の幼児教育専門の先生方、県内の認定こども園や保育園から50名、宮崎学園短期大学、宮崎国際大学から10名の先生方にお越しいただきました。姉妹園である清武みどり幼稚園の先生方には運営のお手伝いを頂きました。

 

公開保育では、「生きる根っこを育む教育・保育について考える ~『こどもから始まる みどりから始まる』子ども主体の保育実践 ~」をテーマに掲げました。

 

本園で令和4年度から取り組んでいる、子どもたちの興味・関心から保育を出発させ、子どもたちが自ら考え、保育者と共に日々を創り上げる「子ども主体の保育」を目指した保育をご覧いただきました。

 

3歳未満児クラスは、育児担当制で培われた担任との愛着を基盤に楽しい遊びが展開されました。コマで遊ぶなか、その材料が紙コップだったと気づいた瞬間の表情、また、音遊びでは音と動きで初めてくるくる回ったりなど、発見と驚きがいっぱいの保育でした。

 

3歳以上児は、コマ、福笑い、凧などのお正月遊びを満喫したり、劇遊び、お話合いのサークルタイムをしたりと生き生きとした時間を過ごしていました。お客さまが沢山いらしても、いつも通りの素敵な子どもたちの姿でした。

 

参加者からは、「やりたい!」気持ちが沢山感じられた、好きな遊びに集中していた、子どもたちの自由な発想が素晴らしかったとお褒めの言葉を沢山いただきました。

 

公開保育を通して、先生が形通りにやらせる教師主導型の保育から、それを脱皮して、こどもがまんなかとなるよう、環境を整え、子どもたちが自ら考え、お友達と力を合わせて創造できる教育・保育を目指していきたいと強く思いました。

 

日々、子どもたちの声に耳を傾けながら、幸せな乳幼児期をみどり幼稚園で過ごして欲しいと願っています。そして、この公開保育を通して、沢山の学びの機会をいただきました、皆さまに心からのお礼を申し上げます。

園長 山下恵子

園長日記 第21回 公開保育を終えて

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