園長日記 第12回 ワクワクの秋
ワクワクの秋
夜になると虫たちの大合唱が聞こえてきます。夏が終わり、実りの秋がやってきました。今年は、猛暑のため、子どもたちは水遊び以外は、室内で過ごしました。ホールでの遊びを充実させるため、ドイツ製で安全性の優れたプッキーという三輪車や二輪車を10台購入し、ホールで運動遊びを楽しみました。くねくね道を作って運転したり、踏切で一時停車したり、0歳児から5歳児までがそれぞれに楽しんだプッキーでした。そのような時期を経て、やっとお外で思いきり遊べる季節になりました。8月に完成した未満児さん用のお砂場では、小さなお友達が砂の上にちょこんと座り、お砂や水の感触を楽しんでいます。側にいる先生に「はいどーぞ アムアム」と美味しそうなものを手渡している可愛らしい姿も見られます。そして、園内のあちらこちらでは、まるでオリンピック会場のように、様々な競技種目が繰り広げられています。ダンス、かけっこ、オリジナル鬼ごっこ、バスケットボール、サッカー、リレー、バルーン等々に加えてそれを盛り上げる応援団。「こんなことしたい、あんなことしたい」とやりたい事がいっぱいの子どもたちです。運動遊びの合間では、ダンゴ虫の赤ちゃんやどんぐり、葉っぱ探し、お芋のつるでの遊び、染物や洗濯ごっこ、園外のお散歩を楽しむ子どもたちです。子どもたちは、園内外で秋を満喫中です。
2024.10.3 山下 恵子