園内研修(3法令の改訂の内容) 「園長日記」
昨今、子どもの数の減少傾向などに起因する少子化、核家族化、人口移動などによる都市化などにより、幼稚園を取り巻く環境も変化してきています。併せて、保護者や地域社会の園に対するニーズも多様化してきているように思います。
以上のようなことを踏まえながら、本園では、乳幼児一人ひとりに寄り添い内面を理解し、信頼関係を築きながら、集団生活の中で発達に必要な豊かな体験を幼児自らが獲得して心から満たされるよう環境を構成してまいりたいと考えています。こうした自発的な活動である様々な遊びを通して、発達に応じて理解力、表現力、運動能力、思考力、道徳性等の芽生えなるものが育っていくものと思います。
こうした中、幼稚園教育要領、保育書保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領が本年3月31日に同時に改訂・告示となりました。
今日、本園では、保育園部・幼稚園部の先生方が一堂に会し、幼稚園教育要領等の改訂の背景、今回の改訂の基本的な考え方、同改訂の方向性、具体的な改訂のポイント(育みたい3つの資質・能力、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿、主体的・対話的で深い学び、カリキュラムマネジメント、幼児期の教育と小学校教育との接続、他」)、改訂に関する国のスケジュール(幼稚園・小学校・中学校・高等学校)等について園内研修をしました。
3法令の同時改訂ということで、まだまだこれから学んでいかなければならないことが山積しております。本園職員が英知を結集して、一つ一つ自らの保育実践に反映できるよう努力する必要があります。
今後、3法令に関わる解説書等も出てくるかと思いますが、次年度からの保育内容等の全面実施に向けて諸計画等の整備に着手したいと思います。