お知らせ・最新情報

交通安全教室  「園長日記」

投稿日:2017年7月7日 / Category:お知らせ・最新情報

夏日や真夏日・猛暑日になると、暑さのために注意力が緩慢になったり、また、梅雨時期になりますと、傘や雨具を使う機会が多くなり、周囲が見えずらかったり、動きが悪くなったりして交通事故等が心配になります。

幼児の交通事故原因別発生状況を見ますと、飛び出しが一番多く、次いで車の直前直後の横断等となっています。

こうしたことから、本園では、子ども達が正しく道路横断ができるよう、この度、幼児園児を対象に交通安全教室を開催しました。信号に従っていても、横断歩道を渡っていても、絶対安全とは言えませんが、この幼児期から信号の見方、信号機のある交差点での横断の仕方、信号機のない所での横断の仕方などを学びました。

宮崎北交通安全協会の交通指導員の皆様にお越しいただき、はじめに年少組を対象に、次に年中・年長組を対象に前述の道路横断の仕方を懇切丁寧にご指導いただきました。

 キャラクター「まもりん」君を登場させて、信号機の種類、信号機の見方と意味、信号機のある道路での横断の仕方、信号機のない道路での横断の仕方等、会話調で具体的に教えてくださいました。

また、キャラクター「ラッキー」君が登場し、道路の正しい横断の仕方の模範を示してくれました。子ども達にとってお馴染みのキャラクターだけあって興味・関心がぐっと高まり「ラッキー」君と笑顔で叫んでいました。

また、年中・年長組の同教室では、子ども達参加型のアクティブな活動(道路標識の色の再生ゲーム・道路標識の意味理解確認ゲーム等)が展開され、子ども達は、参加意欲が倍増していました。指導員の方々のアイディアに感動しました。

 最後は、いよいよ園児たち一人一人、模擬道路を使っての道路横断の訓練をしました。どの園児も、「まず止まる」、「手をあげて右よし、左よし、右よしの安全確認」、「手を挙げてさっさと横断」など、指導員、先生方の指導の下、園児も一生懸命でした。繰り返し、信号機のある道路での横断の仕方と信号機のないところでの横断の仕方を学びました。

 横断歩道の渡り方が終わると、満足そうな表情で指導員の皆様のお話に耳を傾けていました。変化に富んだ体験を行った子ども達は、大喜びでした。

 園児たちが、今日の交通安全教室を契機に一層安全意識を高め、「飛び出し」は絶対せず、交通ルールをしっかり守って道路横断等を行い、交通事故に遭わないようにしてほしいと願わずにはいられません。

 幼児は周囲の状況を意識せず、衝動的な行動をとりがちです。ご家庭におきましても、「絶対、飛び出してはだめよ。」と言い聞かせてください。登園・降園時、ご家庭での遊びのとき、ご家族でのご移動の時など、交通安全にご留意ください。

 併せて、本園行事の時、駐車場をご利用の際も、登・降園時お子様の手を離さないようくれぐれもご注意ください。

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