園長日記 第1回 新年度を迎えました
園長日記 第1回 新年度を迎えました
令和6年度がスタートしました。6日に入園式を終え、本日より全員がそろって保育が始まりました。
3歳未満児さんは、園生活も2週目に入っています。朝は涙が出るお子さんもいますが、おやつの時間にはご機嫌になってくれています。少しずつ安心して過ごしてくれるようになってくれたらと願っています。これまで園生活を重ねてきている子どもたちは、一つ上の学年になり、益々遊びに没頭している姿があります。嬉しい限りです。
さて、今日は始業式でした。年長さんが年少さんをお迎えに行き、手を繋いで初のホールに全員集合しました。優しくしてくれる年長さんたちに、年少さんは安心してホールに来ることができました。とても微笑ましい光景でした。ところが、式の最中に震度3の地震が発生しました。新入園児は未経験だったと思いますが、お友達を見て、ダンゴ虫のポーズをとって揺れの収まりを待つことができました。まだ、避難訓練をしていない中での地震でしたが、経験した子どもたちが落ち着いた様子を見せてくれていましたので、大事に至らず本当に良かったです。年度末に大津波に備えて訓練をしたばかりでしたので、訓練の大事さを痛感しました。
安全を確認し、始業式を再開しました。今年は、4つのいっぱいのお願いをしました。
1.いっぱい遊んでください。2.いっぱいお話してください。3.いっぱい新しいことを見つけてください(発見)。4.いっぱい挑戦してください。これらの4つです。ご自宅でも、子ども達のお話をいっぱい聞いてあげてくださいね。また、もう一つのお願いとして「あいさつをしましょうね」とお話しました。
みどり幼稚園の子どもたちは、とても好奇心旺盛で色々なことを知っています。今日は、「アンモナイト」のペンダントを紹介しました。3億5000万年前の生き物の話をすると、化石、恐竜と目をキラキラさせている子どもたちでした。明日から園庭では、小さな探検隊の皆さまの発掘作業が始まるかもしれません。新たな発見が楽しみです。
地震で始まった令和6年度は、きっと子どもたちの命を守ることにもっと力をいれるようにということだったと思います。
安心、安全をまず大事にしながら、「こどもまんなか」を目指して頑張ってまいります。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
令和6年4月8日 園長 山下 恵子
<アンモナイト>