今日から保育開始 「園長日記」
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、年末年始を終え今日(1月4日・水)から、実質的な保育が始まりました。ひっそりとしていた園舎に甲高い声が響き渡りました。預かり保育の子ども達は、年の始めを待っていたとばかりに園庭に駆け出し友達との多様な遊びを堪能していました。
一方、保育園部の子ども達は、お散歩カー等を利用して近隣の神社まで園外保育で出かけました。新春の心地よい陽光を体いっぱい浴びながら、笑顔で出かけて行きました。私は、「気を付けて、行ってらっしゃい。」と見送ったことでした。
遠くまで見送りながら、「ああ、いよいよ1年の始まりか。この子等のために、職員が心を一つにして頑張らねば・・・」と考えたことでした。
ところで今年の正月、感動したのはなんと言っても元日のニューイヤー駅伝でした。朝から昼過ぎまでテレビでの同駅伝中継に釘付けになりました。郷土の旭化成が18年ぶり22度目の優勝を果たしました。廣島日出国選手や宗茂・宗猛兄弟選手、谷口浩美選手等を生んだ日本長距離陸上の強豪である旭化成が、ここのところ駅伝を制することができず歯がゆい思いをし続けてきただけに、嬉しい限りでした。名門旭化成の復活に本当に元気を貰った気がします。
また、正月恒例の箱根駅伝では、青山学院大学が3年連続3度目の総合優勝を飾りました。ゴール付近で待っている選手等の姿からそれぞれが襷を繋いで全力で走りきった喜びやチームとしての結束力等が感じられ、また感動した次第です。
正月の風物詩となっているニューイヤー駅伝や箱根駅伝中継をテレビ視聴しながら思うことは、旭化成陸上部の西政幸監督や青山学院大学陸上競技部監督の原晋監督の競技後の短いインタビューの内容にもいろいろ教えられることが多かったことです。こうして勝利の女神が微笑むまでには、その過程で数々のご苦労があったことが推測されます。監督さんと選手の皆さんとの揺るぎない信頼関係はもとより、選手一人ひとりが思う存分力を発揮できるよう普段からの地道な環境づくり、適切なご助言等があったからこそと思います。
原監督は、シートに選手一人ひとりの中長期の目標と短期の目標を記させ日々主体的に練習に取り組ませていらっしゃるということです。
正月の駅伝中継を観ながら、両監督さんの重厚なお言葉を念頭に入れ、私自身もこの1年、幼保連携型認定子ども園となった本園が、保護者や地域、関係者等から信頼を得て益々発展していきますよう熱き想いをもって全力で頑張って参りたいと思います。