ちゅうりっぷ組と年少組との給食交流会 「園長日記」
国の食育基本計画に、「子どものうちに健全な食生活を確立することは、成長段階にある子どもが、必要な栄養を摂取し健やかな体を作り、生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となる。」とあります。また、昨今のご家庭の現状を鑑み、「家庭における食育は決して一律には推進できないが、家庭が子どもへの食育の基礎を形成する場であることは否めない。」と記されています。
本園においては、昨年度から完全自園給食となったこともあり、発達に応じた食事のマナーや挨拶習慣、友達や先生と明るく楽しい雰囲気の中での食事などを大切にした食育に力を入れております。
また、給食試食会、年長児対象のバイキング給食などを実施し、食育の幅広い取組にも挑戦しています。
こうした中、今日は、年少児(もも・たんぽぽ・ひまわり組)と2歳児(ちゅうりっぷ組)の交流給食会を実施しました。ちゅうりっぷ組20余名の子ども達は、年少の3つのクラスに分かれ、美味しい給食を楽しく会話したりしながら食べたりしたことでした。
年少組担任の話によると、年少組の子ども達はお兄ちゃん、お姉ちゃんの立場を自然と自覚し、模範となるような食べ方をしたということです。また、食器の片付け等でも優しく教えたりしたということです。
ただ、給食を一緒に食べるだけの行為だったかもしれませんが、学年枠を越えた給食交流会を通して、一層給食が充実し、併せて思いやりや優しさの心が自然と育まれていくような気がした1日でした。
たんぽぽのクラスにて
もも組のクラスにて
ひまわりのクラスにて
今日の給食メニュー:ご飯、鶏肉の胡麻照り焼き、味噌汁、かぼちゃとひじきの煮物