「餅つき会」 「園長日記」
朝方、寒さは残るものの比較的穏やかで微風の好天気に恵まれ、本園では、恒例の「餅つき会」を実施しました、
保護者の会の役員の方々には,先週の土曜日にも餅つき会の諸準備をしていただいていました。また、本日は早朝からお越し頂き、「餅つき会」に関わる諸準備を入念にやっていただきました。保育教諭等が昨日餅米を用意し、一晩寝かし今日に備えたのでした。
そして、今日、子ども達が待ちに待っていた「餅つき会」を迎えました。
昨今、小型の電動持ちつき機が普及し、歳末の風物詩、杵と臼でつく「餅つき」はあまり見られなくなっていますが、こうして本園にて昔ながらの同行事がずっと続いていることは大変有り難く感謝の気持ちでいっぱいです。同時に、多くの方々のお力添えで実施できたことは、価値あることだと考えております。
セイロにセットされた餅米が約40分から50分程で蒸し終わると、臼に入れ杵で餅米をつぶし、いよいよ軽くゆっくりつき始めました。まずは安全第一を教職員で「よいしょ。よいしょ。よいしょ」とか「いち、に、さん」と声を掛け合いながらつきました。私も、毎年掛け声を掛けながら餅をついています。
餅つきも中盤に近づいたところで、年少組以上の子ども達は、保護者や担任の補助の下に、子ども用の杵で小気味よく餅をつきました。子どもたちは、きっと心が躍るような気持ちで餅をついたことでしょう。年長組さんは、餅つき場面が卒園アルバムにも掲載されるとのことで新たな思い出ができたことでしょう。
子どもたちは、餅つきが終わると、熱く出来たての小さく刻んだ餅を醤油やきな粉に付けて、おいしそうに食べていました。その表情は笑顔で満ち溢れていました。
園庭に並んだ子どもたちの声援や歓声は、近くの道路まで響いていました。きっと子どもたちの心には、記念すべき思い出の1頁が刻まれたことと思います。
保育園部の子ども達は、直接餅つきをする場面はないでしたが、先生の話を聞きながら近くから餅つきの風景を眺めていました。特に、ちゅうりっぷ組(2歳児)の子ども達は、早く餅つきをしたりお餅をたべたりしたいというような表情でずっと眺めていました。
師走のご多用な中、ご尽力賜りました保護者の会役員の皆様方に心より感謝いたします。本当にお世話になりました。有難うございました。