第10回　入園式・参観日（３歳以上児）

 

コロナ禍のために延期となった入園式を行いました。各家庭お一人のみ来ていただきました。すでに１か月の園生活を送っている子どもたちも多く、式典を椅子に座って過ごすことができました。日常見ている子どもたちとは少し違い、保護者の方に甘える姿を見ながら、いつも一人で頑張っていたのだなーと感じました。保護者の皆さまと手を携えて、子どもたちの豊かな育ちのために精一杯サポートしていきたいと思います。

また、入園式終了後は、時間をずらして学年ごとに保育参観を行いました。今年度は、四月に導入されたヨーロッパ製の知育玩具やコーナーでの遊びを見ていただきました。保護者の参観がある中でも、様々な玩具に集中する姿が見られ、子どもたちが遊びに没頭する様子を見ていただくことができてとても嬉しく思いました。保育環境を整えることが子どもたちの豊かな育ちにつながることを実感した時間でした。

保育参観終了後は、園長、担任からお話をさせていただきました。「子どもが主体となる教育・保育」を導入して１か月ですが、子どもたちの豊かな姿に感動したことをお話させていただきました。保護者の皆様は大変熱心に耳を傾けてくださり、とてもありがたく思いました。

たくさんの子どもたちの姿をタイムリーに発信し、その成長を皆さまと一緒に喜び合いたいと思います。

第9回　こいのぼり（３歳未満児）

「♪　やねよりたかいこいのぼり」　３歳未満児さんの初の音絵体験が始まりました。ドン、ギジギジ等、音を聞いて手、足、筆を使って思い思いに描きました。目の前の模造紙の大きさに戸惑いながら、初の体験に固まって見ている子ども達、恐る恐るそばによってジーっと見ている子ども、のりのりでお手々ぺったんしている子ども、筆を使って自由にゴリゴリしながら描いている子ども等、それぞれが、それぞれに体験する姿がありました。

完成した音絵は何と「こいのぼり」に変身しました。夕方には、保育室の前に飾られたこいのぼりが風にそよそよとなびいていました。お帰りの時に、保護者の方と楽しそうにみている姿が印象に残りました。初めての体験が積み重なり、豊かな体験になっていくことでしょう。固まる体験もよし、嫌がる体験もよし、自由にのびのびと描く体験もよし、全てが子どもたちにとってはとても意義深い体験です。それぞれの姿を受け止めながら、見守っていきたいと思います。