第16回 何か聞こえる!(年中児)
園外散歩中の出来事です。第7回で紹介した場面の写真です。この4枚の写真は、聞こえてきた音を契機に子どもたちが探索しているものです。子どもたちが五感をいっぱい使って、自ら考え、仮定し、それを検証しようとする姿に子どもたちの豊かな感性と自分たちで学びを広げようとする力を感じます。
幼児期に体験学習を通して、自ら感じ、考え、それらを過去の経験と繋いでいくことがとても大切であると思います。
「ねえねえ、あっちから何か聞こえるよ」「どこ? どこ?」「なに?なに?」
「セミはいない!」「あれ、何か黄色いものが?」「なんだ?」「動いてる?」「いや動いてない!」「なんかいる!!」
「セミ? 虫?」「え どれ! どれ!」
「あ! ちがう」