園長日記

第16回 何か聞こえる!(年中児)

投稿日:2022年5月23日 / Category:お知らせ・最新情報

園外散歩中の出来事です。第7回で紹介した場面の写真です。この4枚の写真は、聞こえてきた音を契機に子どもたちが探索しているものです。子どもたちが五感をいっぱい使って、自ら考え、仮定し、それを検証しようとする姿に子どもたちの豊かな感性と自分たちで学びを広げようとする力を感じます。

幼児期に体験学習を通して、自ら感じ、考え、それらを過去の経験と繋いでいくことがとても大切であると思います。

「ねえねえ、あっちから何か聞こえるよ」「どこ? どこ?」「なに?なに?」

「セミはいない!」「あれ、何か黄色いものが?」「なんだ?」「動いてる?」「いや動いてない!」「なんかいる!!」

「セミ? 虫?」「え どれ! どれ!」

「あ! ちがう」

第15回 梅が赤いジュースになる?(年長児)

投稿日: / Category:お知らせ・最新情報

子どもたちに梅ジュースを作らせてあげたいとの先生方の願いから梅体験が始まりました。
梅の購入を考えていたところ、安井息軒記念館より梅ちぎりしませんかとの声をかけて頂きました。第14回で紹介させて頂きましたが、子どもたちは、木を観察して、梅ちぎりを体験しました。葉と実が同じ色で中々見つけるのも大変だったようです。さて、その後のヘタ取り、氷砂糖と梅を瓶に入れる体験を経て日々の観察が始まりました。氷砂糖を始めて見た子どもも多く、「四角い」と手触りを楽しみながら氷砂糖をゴリゴリと混ぜる姿が多くありました。瓶に入れながら「おいしくなあれ、おいしくなあれ」と声を合わせることによって、とても美味しい梅ジュースが出来るような気持ちになり、こどもたちの期待を感じました。さて、最後は、梅干し作り、今度は塩漬けです。さらさらの塩を見ながら、同じ白でも、塩?砂糖?アレ?と言う表情をしていました。
完成後、子どもたちに「この後どうなると思う?」とたずねると、「赤くなる!」が大多数でした。さあ本当に赤いジュースになるのでしょうか。色の変化と言う点では、4月に体験した花殻摘み後の色水遊びも影響しているのかもしれません。
これから毎日梅日記がつづられます。毎日の子どもたちの反応が楽しみです。

 

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