園長日記 第2回 参観日・懇談会を開催しました
3歳以上児を対象として、今年度第1回目の参観日・懇談会を開催しました。多くの保護者の皆さまにご参加いただきました。ありがとうございました。
第1回目は、朝の会、コーナー遊びを参観いただきました。ご自宅で見る表情とは違う子どもたちの姿だったのではないかと思います。
さて、園長の挨拶では、本園の教育・方針について話させていただきました。子どもたち一人ひとりを愛情いっぱい育てていきたいということ、子どもたちが遊びに集中できる五感を使った様々な遊びや活動を用意していきたいことを話しました。
特に、「生きる根っこを育む」ためには、園で全員一斉に文字を書く練習をしたり、鍵盤ハーモニカの練習をすること以上に大切な、今後の学びの基盤を作る遊びや実体験が大切であることをお話ししました。なぜなら、子どもたちが大きくなって活躍する時代は、自ら考え、他者と協働して行動できる力がより求められるからです。幼児期からこの経験をたくさんさせてあげたいと思います(『OECD Education2030 プロジェクトが描く教育の未来』白井俊、2020ミネルヴァ書房)。
次に掲げるのは本園で現在実践している教育・保育内容の一部です。今後の園長日記で子どもたちの姿をご紹介していきますね。
子どもたちも、保護者の皆さまも、先生たちも一緒にわくわく・ドキドキの素敵な時間を沢山ともにしていきましょう!
<みどり幼稚園の学びの基盤をつくる遊び・実体験>
①ヨーロッパ製の知育玩具と絵本を各保育室に数多く用意しました
②自分で選択できるコーナーを設置しています
(おままごと、人形遊び、積み木、ゲーム、パズル、汽車、塗り絵、絵本、リモーザ、キュボロ、LaQ、プリズモ、製作、お絵かき)
③願いのこもった設定保育を実施します
(音絵、梅シロップ・梅干づくり、こいのぼり製作、色水遊び、絵本からの劇遊び)
④壁面を美術館へ(保育室の壁面は子どもたちの作品でいっぱいにします)
⑤季節ごとに四季のうつろいに触れ、感じる体験(園外・園内:食育)をします
(フローランテ宮崎・そら豆・梅ちぎり・芋ほり・みかん狩り・生き物探し)
⑥園庭での運動あそび、自然観察、ごっこ遊び、シャボン玉、砂場、泥遊びを沢山体験します
⑦英語で遊ぼう、音で遊ぼう、ボールで遊ぼうを外部講師と楽しみます
(2023.5.4 園長 山下恵子)