園長日記 第1回 頑張る子どもたち
園長日記 第1回 頑張る子どもたち
新年度が始まり、2週目となりました。年度の始まりは、新しい場所、新しいクラス、新しいお友達、新しい先生と“新しい”がいっぱいの環境です。新入園児のこどもたちは、涙涙で園生活が始まります。また、進級した子どもたちも新しいがいっぱいの環境に戸惑いを感じることが沢山あります。保護者の皆さまもご心配が多い事と思います。
このような時、先生方は、抱っこしたり、お散歩したり、遊びに誘ったり、子どもたちとお話したり、子どもたちの不安を精一杯受け止めておられます。子どもたちも、一つずつ楽しいことを見つけ少しずつ折り合いをつけていけるようになります。先日は、3歳児に進級したお友達が、お昼寝をせずにバスで帰るお友達がいる事を知り、自分もバスで帰りたいと涙していました。先生とお話したり、抱きしめてもらったり、お友達と一緒に給食を食べながら、一生懸命に折り合いをつけていく姿がありました。葛藤しつつも、自分で折り合いをつけて頑張る姿に、感動を覚えました。このような体験を幾度となく経験しながら、日々成長していく子どもたちです。
ご紹介した場面は一コマですが、子どもたち一人ひとりが、新しい環境の中でとても頑張っています。先生方は、楽しい時も涙が出る時もいつも子どもたちに寄り添っておられます。
ご自宅でも、今日もよくがんばったねとほめてあげてください。そして、子どもたちのお話に耳を傾けて頂けると有難いです。
お庭に出るとかけまわり、笑顔いっぱいになります。楽しい事をたくさん見つけて、笑顔満開になる日はまぢかです。
夕方の保育で、竹の子の皮をむきました。「これ何?」「竹の子?」「皮?」と疑問がいっぱいでした。どんどん小さくなっていく竹の子を見ながら、「あらあら食べるところが」と話されている先生でした。