園長日記　第19回　令和５年度ふれあい発表会（３歳未満児）

本日、３歳未満児を対象として、令和５年度ふれあい発表会を開催しました。たくさんの方々におこしいただき誠にありがとうございました。

今年は、数年ぶりに発表会のスタイルをとらせていただきました。沢山のお客さまを前に、大丈夫だろうかとの心配はよそに、子どもたちは、のびのびと普段の姿をたくさん見せてくれました。成長した姿に涙が出る思いでした。

０歳児は、手遊び「どんぐりころころ」や絵本「だるまさんが」を表現遊びしたり、「おもちゃのチャチャチャ」で楽器遊びをしました。愛らしい姿がたくさん見られました。１歳児は、手遊び「大きな栗の木の下で」や「山の音楽家」の表現遊び、「さんぽ」の楽器演奏を楽しみました。大好きな先生と一緒に笑顔いっぱいで、豊かな表現を見せてくれました。２歳児は、自分達で作ったお洋服を身に着けて絵本「わたしのワンピース」から劇遊びをしました。くるりんと回ってポーズを披露してくれたり、絵本の世界を素敵に表現する２歳児でした。楽器演奏は、「ミッキーマウス」に合わせて、テンプルブロック、ツリーチャイム、スタンドドラム、シンバルを叩き、その演奏からは、「ぼく、わたしたち、がんばっているよ」と聞こえてくるようでした。

大好きな先生方と一緒に、手遊びやダンス、楽器遊びを楽しむ姿がとてもとても素敵でした。

この経験は、きっと次につながっていってくれることと楽しみにしております。
今後も、保護者の皆さまと一緒に、子どもたちの健やかな成長を見守っていければ幸いに思います。

令和５年１１月２３日　　園長　山下　恵子

 

園長日記　第18回　お兄さん、お姉さん先生と一緒に！

　１０月、１１月は、宮崎国際大学教育学部、宮崎学園短期大学保育科の学生さんが、教育実習の事前指導のため４日間ずつ実習に来ています。

　この時期、子どもたちは元気いっぱいのお兄さん、お姉さん先生と遊ぶことをとても楽しみにしています。

　学生たちの実習の目標は、集団として子どもたちを見るのではなく、一人ひとり個性があり、とても尊い存在である子ども一人ひとりへの理解を深めることです。子どもを理解することが保育の第一歩であることを学びます。

子どもたち一人ひとりが遊びに没頭したり、お友達と対話を重ねながら遊ぶためには、豊かな教育・保育環境が必要です。子どもたちがワクワク・ドキドキする教育・保育環境を日々整えてくださっているのが先生方です。先生方は、子どもたちの遊びがもっと豊かになるためには、そして新たな展開をするためには、何が必要かと、試行錯誤を重ねています。

このような環境の中で、お兄さん、お姉さん先生の存在は、子どもたちにとっては、素晴らしい人的な環境となります。少し手伝ってもらったり、甘えたり、ある時はお友達として本気で鬼ごっこをしたりと、見ていても楽しくなります。

園庭にできた「もりのレストラン」では、小さなコックさんが、お客様に美味しいお料理をお届け中です。私は、昨日、プレートにのった豪勢なチキン南蛮定食とゼリーのデザートをいただきました。今日は、お兄さん、お姉さん先生と一緒に何をいただきましょう。

令和5年１１月15日　山下　恵子